伊予銀行の新スピードカードローンの返済ルールと遅れた場合の対処法

伊予銀行カードローンの返済日は?
最低返済額は?返済方法は?
返済にできなかった場合はどうなる?
四国を代表する規模である伊予銀行が提供している「新スピードカードローン」の返済について。
カードローンでお金を借りたら、指定の期日までに指定の額以上を返済しなければなりません。返済遅れを起こしてしまった場合には、契約違反となってしまいますので注意が必要です。
申し込み前には返済日・返済額・返済方法についてルールをきちんと確認しておきましょう。
商品名 | 新スピードカードローン |
---|---|
金利(実質年率) | 2.0%~14.5% |
限度額 | 10万円~1000万円 |
利用期間 | 1年間(自動更新) |
使いみち | 自由 |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | アコム |
毎月の返済額のルール
伊予銀行の「新スピードカードローン」の返済額は、前月末日の借入残高がいくらかによって決まる仕組みになっており、その内訳は下記の表の通りとなっています。
前月末日のご利用残高 | 約定返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 |
40万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超200万円以下 | 25,000円 |
200万円超300万円以下 | 35,000円 |
300万円超400万円以下 | 45,000円 |
400万円超1000万円以下 | 50,000円 |
最低返済額の水準は一般的
この最低返済額は金融機関ごと・サービスごとに定められています。最低返済額が大きいほど、返済負担も大きくなります。
伊予銀行は10万円までなら最低返済額が2,000円に設定されていますが、これは他の銀行カードローンの最低返済額と比較しても標準的な水準と言えるでしょう。
カードローン名 | 最低返済額 |
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伊予銀行新スピードカードローン | 2,000円 |
みずほ銀行カードローン | 10,000円 |
三井住友銀行カードローン | 2,000円 |
バンクイック | 1,000円 |
横浜銀行カードローン | 2,000円 |
千葉銀行カードローン | 2,000円 |
静岡銀行カードローン | 2,000円 |
スルガ銀行カードローン | 3,000円 |
楽天銀行スーパーローン | 2,000円 |
イオン銀行カードローン | 1,000円 |
セブン銀行カードローン | 5,000円 |
オリックス銀行カードローン | 3,000円 |
最低返済額以上ならいくら返済しても良い
上記で紹介している額はあくまでも「最低返済額」ですので、これ以上であればいくら返済しても問題ありません。
むしろ、最低返済額だけを毎月返済していたのでは、完済までにどうしても時間がかかってしまい、その分だけ利息の負担も増えてしまいます。
自分が毎月いくらまでなら返済に回せるのかを計算して、返済のシミュレーションを立てたうえで返済をおこないましょう。
返済方法と返済日のルール
伊予銀行カードローンには「口座ありタイプ」と「口座なしタイプ」があります。
口座ありのタイプだと、返済は伊予銀行の口座から毎月引き落とされる形になります。そして口座なしの場合は、カードを使ってATMで返済手続きをする必要があります。
口座引き落としは毎月月初第1営業日
口座ありタイプを使っている人の返済日は、毎月月初第1営業日です。この日に利用残高に応じた額が口座から引き落とされる形となります。
毎月月初第1営業日の時点で口座に残高が残っていない場合には、引き落としが成立せずに遅延扱いとなってしまいますので、くれぐれも注意しましょう。
口座なしの人は毎月1回のATM返済
口座なしで新スピードカードローンを使っている人は、カードを使ってATMで返済するという方法になります。この場合の返済期日は「毎月1日~月末まで」です。つまり、月に1回は必ず返済をしなければいけないという事になります。
この場合は自分で返済期日の管理をしなければいけないので、くれぐれも注意してください。
ちなみに、口座ありのタイプを使っている人でも、カードを使っていつでもATMで随時返済が可能です。
全国のATMで返済可能
新スピードカードローンは全国のATMで返済が可能です。下記コンビニのATMで使えるので、利便性はかなり高いと言えるでしょう。
【利用可能ATM】
・伊予銀行ATM
・E-net
・ローソンATM
・セブン銀行ATM
・BankTime
ただし、注意しなければいけないのが「手数料」です。カードローン契約後1年間はコンビニATMの手数料は無料ですが、1年経過後には所定の手数料がかかりますので注意してください。
返済に遅れた場合の対応
金融機関の提供しているカードローンサービスは、申し込み時に契約を結ぶこととなります。その契約内容の中には、決められた期日までに定められた額以上を返済することが記載されています。
つまり、返済に遅れることは規約違反となってしまうのです。万が一返済に遅れた場合の手続きは以下の通りです。
- 返済期日を過ぎる
- 遅延利率(年14.5%)が適用となる
- 信用情報に履歴が残る
- 電話や書面で督促が来る
- カードが利用停止になる
- 裁判所から訴状が届く
- 一括請求・差し押さえ
上記の通り、時間が経過すればするほど事態は深刻化していきます。くれぐれも返済遅れだけは起こさないようにしましょう。
返済できない時は速やかに相談を
カードローンの返済がどうしてもできない時には、伊予銀行側に返済ができない旨を伝えましょう。そうすることで、督促が来る自宅を防げるだけでなく、返済相談にも乗ってもらえます。
もしくは、どうしてもお金が捻出できない時には、法律の専門家に相談するのも有効です。
下記のような専門家が相談に乗ってくれる機関を活用するなどして、最善の道を模索してみてください。
■「独立行政法人 国民生活センター」
■「金融庁:金融サービス利用者相談室」
■「日本弁護士連合会 公式ページ」
【まとめ】返済ルールをきちんと把握してサービスを利用しよう
カードローンサービスを使う時には、返済額・返済日・返済方法をきちんと理解してから使うことが重要です。
サービス内容をきちんと把握しないままで使ってしまうと、後に取り返しのつかない事態になってしまうかもしれません。
闇雲にお金を借りるのではなく、借り入れと返済のバランスを考えて利用することが大切です。